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自己受容2025年6月25日Mimirror編集部

優柔不断でも、それでいい

決められない自分を責めてしまう人へ。MBTIの視点から、優柔不断さの裏にある慎重さや思いやりを見つめ直すコラムです。

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決められない自分がイヤになった日

「え、もう決めたの?早くない?」
友達と一緒に洋服を見てたとき、彼女が即決で試着もせずにレジに向かった瞬間、思わずそう言ってしまった。

私はというと、同じシャツを色違いで15分くらい迷って、試着もして、店員さんの顔色も気にして、最後は「やっぱ今日はやめとこうかな」ってなっちゃう。

…正直、面倒くさいよね、自分。

引っ越しもそう。気になる物件を調べて、周辺のスーパーや駅からの距離、全部チェックして、レビューまで読んで、それでも決められない。
気づいたら、他の人に取られてて、また自己嫌悪。

MBTIで気づいた"私の決め方"

そんな自分をちょっと変えたくて、最近MBTIを深掘りしてみた。
そこで出会ったのが、「J(判断型)」と「P(知覚型)」っていう考え方。

Jは計画的で、結論を出すのが早いタイプ。
Pは、選択肢を広く持って流れに乗るのが得意なタイプ。

読んだ瞬間に、「あ、私完全にPだわ」って思った。
決められないんじゃなくて、まだ可能性を探っていたかっただけだったのかもって、少し救われた気がした。

「即決できる人」へのちょっとした憧れと嫉妬

もちろん、即決できる人ってかっこいいなって思う。
決めたあとに迷いがなさそうだし、スピード感もあって。

でもその一方で、私はというと「ほんとにこれで良かったのかな?」って、後からもぐるぐる考えちゃう。
そういうのが嫌で、「もっと早く決められる自分になりたい」ってずっと思ってた。

でも最近思うのは、自分の"気になっちゃう"って感覚にも、ちゃんと意味があるんじゃないかってこと。
迷いって、弱さだけじゃなくて、"慎重さ"とか"丁寧さ"の裏返しだったりする。

決められない私なりの、ちいさな対処法

迷いやすい私なりに、最近取り入れてよかったと思うちょっとした工夫もある。

  • どうでもいいことは3分ルールにする
    →コンビニでのお菓子選び、SNSの投稿、カフェのメニュー…3分悩んだら「どっちでもいい」と思って切り上げる。
  • 「決められない=まだ情報が足りないだけ」だと考える
    →迷うのは悪いことじゃなくて、まだピースが揃ってないだけかもって思うと、ちょっと気が楽になる。
  • 大事なことは、一晩寝かせる
    →夜のテンションで決めたこと、翌朝には冷静になってたりする。焦って決めなくてもいい。
  • 「どっちを選んでも自分が正解にできる」と信じてみる
    →完璧な選択なんてないし、選んだあとに"どう過ごすか"がたぶんもっと大事なんだと思う。

自分の"選び方"に気づけると、少しだけ強くなれる

決断って、速さじゃない。
たぶん、"納得できるかどうか"の方がずっと大事。

「自分はこうやって選ぶタイプなんだ」って理解しておくと、人と比べて落ち込むことが減る気がする。
私は私のやり方でいい、ってちょっと思えるようになる。

完璧なタイミングも、100点の選択肢もきっとなくて。
でも、「今の自分がこれなら納得できる」って思えるなら、それで十分なんじゃないかな。

今日もきっと迷うけど、それでいいのかもしれない

さっきもカフェで、アイスラテとカフェモカで5分悩んで、
最終的には友達が頼んだのと同じのにしちゃった。

でもそれもまあ、よしとする。
なんだかんだで、おしゃべりが楽しかったし。

迷ったって、失敗したって、ちゃんと自分で選んだって思えたら、それでいいのかもしれない。
少なくとも今の私は、そんなふうに思ってる。

この記事のポイント

  • 優柔不断は、「慎重」という長所の裏返し
  • 決められないのは、周りへの思いやりがあるから
  • MBTIのJ/P軸を知ると、自分の"決め方のクセ"がちょっと見えてくる。
  • 完璧な答えを求めなくても、「今できる選択」で十分

※「MBTI®」はThe Myers-Briggs Companyの登録商標です。
本記事は教育・自己理解を目的として執筆されており、公式なMBTI診断とは一切関係がありません。


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