場の空気に馴染めないときの、あの小さなザワつき
みんなが盛り上がってる飲み会で、
「うんうん」ってうなずきながらも、心はなんだかちょっと遠くにいた。
楽しそうな雰囲気なのに、なんとなく笑顔がつくりものみたいに感じる自分がいて。
その場にいたくないわけじゃないのに、「あれ、私ここにいたかったんだっけ?」って、ふと我に返る瞬間。
あの微妙な違和感、なんて言葉にしたらいいんだろう。
ちゃんと楽しいのに、心がどこか置いてきぼり
「楽しかったよねー!」って言いながら帰る道すがら、
どこかモヤモヤしてる自分に気づく。
なんか違ったかも。
でも何が違うのか、はっきりはわからない。
「感じすぎ」なのか「空気が読めなかった」のか…
そんなふうに自分を責めそうになるけど、それでもどこか、あの違和感がずっと残ってる。
「違和感」は、心の奥にしまった本音のかけら
最近になって思うのは、
あの「なんか違う」って感覚は、心の奥の"本音"がそっと顔を出してたんじゃないかってこと。
たとえば、
- •誰かに無理して合わせてたとき
- •周りの期待を優先しすぎたとき
- •本当はやりたくないことに「うん」って言ってたとき
そういうときほど、あのモヤモヤは静かにやってくる。
MBTIでわかる、わたしの"感じ方"のクセ
MBTIで見てみたら、私は「F(感情型)」で「N(直感型)」寄り。
Fは人の気持ちをよく感じ取るタイプで、
Nは言葉にならない空気や変化に敏感らしい。
ああ、だからか。
"なんか違う"を言葉にする前に、先に肌感覚でわかっちゃうことがある。
でもそれって、「違和感に気づける力がある」ってことでもあるんだなって、最近は思えるようになってきた。
違和感をキャッチしたあとは、どうしたらいい?
たぶん正解はないけど、
私がやってるのは、その違和感にちょっとだけ立ち止まって聞いてみること。
「これって、ほんとは望んでたこと?」
「いまの自分、無理してなかった?」
そんなふうに問いかけるだけでも、少し心が整ってくる。
全部にYESって言わなくていいし、
「わたしはちょっと違うかも」って感覚も、大切にしていい。
まとめ:わたしの輪郭は、「なんか違う」から始まるのかもしれない
違和感との向き合い方
- •違和感は、「自分が本当にどうしたいか」を知らせてくれるサイン
- •MBTIで自分の「感じ方」の傾向を知ると、少しだけ受け止めやすくなる
- •無理に合わせなくていい。違和感は、ちゃんと自分の声
- •答えが出なくても、気づけること自体が「強さ」かもしれない
大人になると、「合わせ上手」が正解みたいな空気があるけど、
「なんか違う」を無視し続けると、いつか心がバラバラになってしまう気がする。
だから私は、今日もまた立ち止まって、
あの小さなモヤモヤに耳をすませてみようと思う。
それがきっと、"わたしらしさ"の始まりになるから。
※「MBTI®」はThe Myers-Briggs Companyの登録商標です。
本記事は教育・自己理解を目的として執筆されており、公式なMBTI診断とは一切関係がありません。



